一昔前までの新車購入方法と言えば、現金支払いか、頭金を収めて、あとの残りを分割ローンで支払う方法が主流でした。
しかし、ここ最近、残価設定ローンの設定方法が新車販売の戦略に食い込まれ、充実した残価設定ローンが確立されてきました。
充実した残価設定ローンが確立により、新時代の車の買い方が変わってきたように思われます。
そこで、残価設定ローンの購入についてお話します。
<目次>
・残価設定ローンとは?
残価設定ローンとは?
「残価」とは分割支払いが終了した時点のクルマの価値のことです。
「残っている価値」という表現が分かりやすいです。
例えば3年の残価設定クレジットを組んだ場合は3年後の買い取り価格を意味しています。
「残クレ」とは、「残価」を設定した上で、それを最初から差し引いた額を分割支払い額とするクレジットです。
例えば、3年後の買い取り価値が新車価格の50%である場合、分割支払い額は車両価格の半分で済みます(新車購入時の諸費用は別途必要)。
正確には「残価」は最終支払い分として設定され、分割支払いが終了すると同時に、
①クルマを返却する(残価を現物で支払う)」
②「残価を一括して支払う(クルマは自分のものになる)」
③「残価に対してクレジットを組み分割支払いを続ける」
といった方法を選ぶことになります。
分割払いと残価設定ローンの違い!
【分割払い】
一応、基本は3~5年だが支払期間は自由に設定可
基本石には3年から5年といった支払いプランが用意されているます。
比較的自由に設定できるものが多いのもメリットです。
長期間で設定すると月々の支払いは低く抑えられますが、金利は上昇するので支払い総額は高くなります。
【残価設定ローン】
支払い期間終了後の買い取り価値が「残価j
「残価」とは設定した支払期間が終了した時点でのクルマの買い取り低価。です。
新車価格の40~50%程度に設定されることが一般的で、これは買い取り額として保障されます。
残価設定ローンのメリット・デメリット!
【メリット】
・月々の支払いがラクまとまったお金が必要ない。
・買い取り価値が保証される次のクルマヘの乗り換えもラク。
【デメリット】
・乗り続ける場合は結局支払いが続<返却時の車両状態によってはペナルティがつく。
・分割支払い終了時には乗り換え/返却/支払いの三択が必須