ビデオデッキが生産中止になり、昔のビデオを見た良いと思っても見られなくなる時が来るんでしょね。
最近では、DVDへのダビングサービスがあり、昔のビデオテープをDVDにダビングしてもらえるそうです。
しかし、そこまでしなくても、少し見たいときもあるでしょう。
つい先日も、昔のビデオを見ようとして、ビデオデッキが急に動かなくなり、応急処置ができないかネットで調べて何とか解決したので、もし、同じ遭遇の人の参考になればと思い、書き残しておきます。
<目次>
・再生するとは”ウィーン”という音がする場合
・ビデオデッキが問題ない場合は?
・ビデオテープ表面にカビが発生している場合
・ビデオテープが裂けてしまった場合
再生するとは”ウィーン”という音がする場合
TVとビデオの接続を確認しましょう。
機器の故障のほとんどは接続ミスが多いです。
一度接続をはずして接続部をティシュなどで拭き、クリーニングしましょう。
再度接続を試みてください。TVは正常に見れるのでしょうか?
見れないのはビデオだけなら、基盤が壊れている場合があります。
この場合は修理が必要です。
ビデオデッキが問題ない場合は?
他のビデオテープなら再生するのなら、ビデオテープに問題があります。
ビデオクリーニングが必要です。
VHSはヘッドという部分に磁気テープをこすり付けてその情報を読み取っているため、長年使うと汚れがたまります。
定期的にクリーニングをする必要があるのです。
一度、表面をやわらかな布でほこりを拭き取ってから再生してください。
テープ表面にカビが発生している場合
テープ表面にカビが発生している場合は、カビの除去が必要です。
カビが付着したまま、デッキで早送り、巻き戻しをするとテープが引き裂かれてしまいます。
すぐ分解してテープを取り出して、消毒用アルコールをすこしづつカビに染みこませ、手で注意深くはがして巻き戻しています。
ビデオテープが裂けてしまった場合
裂けてしまったときには、アルミのスプライシングテープで接合しています。
テープ自体も経年劣化で切れやすくなっていますので、まき直しが完了したら、他のテープやDVDメディアにダビングすることをオススメします。
接続部分にはノイズが出てしまいますが、再生出来ただけ幸運だと思ってください。