円安の影響で、昨今注目が集まる個人輸出です。
「輸出なんて難しそう」と思う人でも気軽に始められるのが、海外のアマゾンを通じて輸出する「アマゾン輸出」です。
そこで、ジャパンブランドを武器に世界を相手にビジネスをする「アマゾン輸出」についてお話します。
<目次>
・アマゾン輸出の流れ
アマゾン輸出の流れ
1.ペイオニアで口座開設!
アマゾワンのセラーアカウント取得時に必要なのが海外銀行□座。
本来は法人立ち上げなど手続きが面倒だが、ペイオニアなら簡単に個人でも取得可能です。
アドレス→http://www.payoneer.com/Japanese/index.aspx
2.商品の売れ筋チエック後、出品へ!
米国版アマゾンで「Japan Import」と検索し、日本製商品め売れ筋を確認。
日本の商品との価格差を見て、利益が出そうなものを登録して出品へ。
すぐに手に入れられそうな商品なら商品が売れた後購入する無在庫でもOK。
商品の確保が心配だったら、商品入荷後に出品する在庫販売で。
3.慣れてきたらFBAへ切り替えを
売れ筋や販売ペーズがわかってきて、大量に商品を出品するようになったら、アマゾンが自動配送してくれるFBAへ切り替えするのも手段です。
4.商品を発送して、入金を確認!
商品が売れたら、FBA以外の販売方法の人は商品の買い手に発送。
無事、受け取りが確認された後、入金を待とう!
アマゾン輸出のメリット!
アマゾン輸出の長所は世界最大級のオンラインストアであるアマゾンのユーザーを対象にできるので、集客がいらない点です。
また、今は円安で、日本からの輸出には特に利益が生まれやすく、副業で300万円の月商をあげている人もいます。
また、もう一つのメリットが、ジャパンブランドの影響力です。
世界には、日本製は、高品質と考えている人が多いため、日本製の商品は人気があるんです。
また、アニメや漫画、ゲームなどが世界的に人気が出ているので、こうしたカルチャー系の商品の需要も高いです。
アマゾン輸出の手順
アマゾン輸出の手順が簡単なのも長所です。
必要なのはクレジットカードと、電話番号と住所、そして売上を受け取れる海外の銀行口座です。
海外□座取得には法人を立ち上げる必要があったりと、本来は作るのが大変なのですが、代理でアマゾンからの売上を受け取れる「ペイオニア」というサービスがあるので、これを利用すれば誰でも簡単に口座を作れます。
すべてが整ったら、アマゾンに「セラーアカウント」という出品アカウントを作れば準備完了です。
資金は最低40万~50万円ほど準備するのが理想的です。
全体で10~15%ぐらいの利益がでるよう調整しましょう。
元手が大きいほど利益も出やすいです。
投資が少ない無在庫と配送手間がいらないFBA
重要なのがアマゾン輸出の販売方法ですが、大きくわけると3つの方法が存在します。
一つ目が「無在庫販売」という、売れそうな商品を登録しておき、売れたら急いで商品を仕入れて、買い手側に発送するという販売方法です。
この場合、在庫リスクがないので、手持ち資金が少ないときに有効です。
二つ目が「在庫販売」、これは、事前に仕入れた商品を出品し、買い手がついたら発送するオーソドックスなスタイルです。
在庫リスクを抱えるデメリットはありますが、一度にまとまった量の商品を購入できるため、モノによっては仕入れ値を安く抑えられることもあります。
そして、三つ目が「FBA」と呼ばれるアマゾン独自の販売方法です。
アマゾンの倉庫にあらかじめ商品を納品して、注文が入ったらアマゾン側が勝手に発送してくれるというものです。
多少手数料や関税がかかりますが、発送までのスパンが短いことや、一度倉庫に納品してしまえば自分で発送する手間がないため、大量に出品する人にオススメです。
アマゾン輸出で成功するには!?
売れ筋の出品商品とは?
フィギュアやおもちゃ、ゲーム、DVD、美容用品など人気商品はいろいろあります。
たとえば、ベイブレードスターターレイユニコルノというおもちゃは328円で購入したものが9ドル以上で売れました。
家電類も人気で、象印の「珈琲通」というコーヒーメーカーは、3300円が63ドルと2倍の値段に。
ただ最初は売れ筋を知るために、まずはアマゾンの検索バーに「Japan Import」と入力してみて、日本製の商品でどんなものが人気があるのかチェックしましょう。
ただ、いかに人気の商品でも出品数が多ければ、それだけ競争も激しくなります。
そのため、出品者数と月間に売れている個数が1対1ぐらいの比率の商品を攻めるとよいでしょう。
あとは、新着商品を情報が人った時点でアマゾンに商品を新規登録してしまう手法もあります。
例えば、アメリカではポケモンが人気ですが、日本でポケモンの新製品が出るとわかった時点で商品を登録しておくんです。
新着商品は日本のアマゾンやメーカーの公式サイトで簡単に調べることができます。
また、日本の100円ショップの商品が海外で人気なので、それらの商品をいろいろと登録しておくいいでしょう。
キャラ弁グッズなどのキッチンツールや文房具など人気商品はいろいろありますが、売れ筋がわからなければ、100円ショップの店員さんに「海外の友達に贈りたいんですが、外国人に人気の商品はなんですか」と聞いてみればいいんです。
とにかくアマゾン輸出は経験が大事なので、最初の3か月はいろいろ出品して感覚をつかんでみるといいです。