ビットコインが持つ特徴の数々と、ブロックチエーンというシステムの利点などから、安全面に優れた仮想通貨であることは疑いようのない事実といえます。
しかしまったくリスクが存在しないかといえばそうではありません、
大きく分けて5つのリスクが潜んでいます。
その5つのリスクについてお話します。
<目次>
・価格変動リスク
・流動性リスク
・カウンターパーティーリスク
・法規制リスク
・システムリスク
価格変動リスク
ビットコインが持つ最大の魅力であると同時に、直面しやすいリスクでもあるのが価格変動の大きさです。
1BTCの価格が1日の間に数万円単位で上下することもあり、特に急騰後は急落が起きやすくなっています。
流動性リスク
ここでの流動性は、売買取引におけるビットコインの交換のしやすさを指します。
ビットコインをはじめ仮想通貨は流動性が低く、売り買いしたいタイミングでうまく相手が見つかる保障はありません。
カウンターパーティーリスク
ブロックチェーン技術に代表されるように、信頼性やセキュリティの高さで価値を高めているビットコインですが、だが、その隙を突くように仮想通貨取引所が狙われるようになっています。
ビットコインのアカウントを管理する秘密鍵が盗まれないよう、信用できる取引所を選ぶか、オフラインで保管しよう。
法規制リスク
国ごとに仮想通貨への対応は大きく異なっています。
日本のように流通しやすいように法整備を進める国もあれば、中国のように規制する国もあります。
規制によって暴落が起きる可能性を知っておきましょう。
システムリスク
ビットコインはシステム上、送金ミスをしても取り消すことができません。
またブロックチェーンで取引承認の際に攻撃を受ける可能性もあります。
たとえ安全性が高くても油断は禁物ということになります。